IPアドレスブロック管理表
以下のページから,各棟に割り当てられている IP アドレスブロックとその管理者の連絡先を調べることができます。
IP アドレス配布の基本的なポリシー
本学で運用されている IP アドレスブロックには、
- 学外到達性のあるグローバル IPv4 アドレス(以下、「グローバル IP アドレス」)ブロック、
- 学内のみ到達性のあるプライベート IPv4 アドレス(以下、「プライベート IP アドレス」)ブロック、
- 学外到達性のあるIPv6 アドレスブロック
があります。
グローバルIPアドレスブロック
本学はグローバル IP アドレスブロックとして
- 130.153.0.0/16
- 192.50.27.0/24
- 192.50.28.0/24
- 192.50.29.0/24
- 192.50.30.0/24
- 192.50.31.0/24
の割り当てを受けています。このなかで学内ネットワークとして利用するものは
- 130.153.0.0/16
です。それ以外のグローバルIPアドレスブロックは、ネットワークの研究や学内ネットワークと分離して運用しなければならないネットワークに利用するものとしています。現在は
- 192.50.28.0/24
- 192.50.30.0/23
を 実験用緩制限ネットワークとeduroam 無線 LAN ローミングシステムに用いています。
プライベートIPアドレスブロック
プライベートIPアドレスブロックとは、組織内で自由に利用が可能なIPアドレスブロックで
- 10.0.0.0/8
- 172.16.0.0/12
- 192.168.0.0/16
10.0.0.0/8
一部を学内公衆無線LANアクセスポイントの運用のために利用していますが、基本的にこのIPアドレスブロックは将来のために予約済とします。利用しないでください。
172.16.0.0/12
172.21.0.0/16 を学内到達性のあるプライベート IP アドレスブロックとして割り当てを行ないます。これ以外の 172.16.0.0/12 は将来のために予約済みとします。利用しないでください。
192.168.0.0/16
192.168.0.0/20(192.168.0.0/24 ~ 192.168.15.0/24)は、学内到達性のないプライベートIPアドレスブロックです。経路情報が学内バックボーンに流入しないようバックボーンルータでフィルタリングを行なっています。そのため、研究や学内ネットワークとは独立した閉じたネットワーク(例.研究室内LAN)が必要な時などは、この範囲のIPアドレスブロックを自由に利用することが可能です。ただし、利用する場合は物理セグメントの管理者とよく相談してから利用してください。また、ルーティング情報を発信してはいけません。発信している場合は、学内ネットワークの適切なルーティングを確保するためにネットワークを物理的に切断します。
IPv6アドレスブロック
本学は SINET の IPv4/v6 デュアルスタック接続サービスを利用して IPv6 の学外到達性を確保しています。LIR の SINET から
- 2001:02f8:0026::/48
のIPv6アドレスブロックの割り当てを受けています。
学内のIPv6アドレスブロックの到達性は、IPv4/v6デュアルスタック接続とIPv4トンネリングを利用しています。
IPv6アドレスブロックは接続を希望する学科等の部局に対して/56のIPv6アドレスブロックを割り当てます。部局内で各セグメント毎に/64を割り当ててください。また、バックボーンルータに直接接続されたセグメントのIPv6アドレスブロックは情報基盤センターの管理するIPv6アドレスブロックより割り当てます。ただし、各ホストへのIPv6アドレスの割り当てはそのセグメントを利用する部局等で割り当て業務を行なってください。
IP アドレス割り当てに関する審査方針
情報基盤センターでは、基本的に以下の条件を満たした場合のみグローバル IP アドレスブロックの発行を行ないます。
- 現在、グローバル IP アドレスブロックを利用していて、その IP アドレスがいっぱいになってしまった場合、あるいは、新棟建設等で新規に物理ネットワークが敷設された場合。
- 主目的が研究用途で、グローバル IP を用いて直接学外との到達性を確保する必要がある場合。
- そのグローバル IP アドレスブロックの利用者と管理者がはっきりとしている場合。
- そのグローバル IP アドレスブロックの利用者が正しく、その IP アドレスを割り当てられているホストを管理できると判断できる場合
ただし、プライベート IP アドレスブロックの割り当てはそれほど条件を必要としません。
2 つのプライベート IP アドレスブロックの使い分けとして、172.21.0.0/16 は永続的に利用されるもの、192.168.0.0/20 を除く 192.168.0.0/16 はそれ以外の用途に割り当てを行ないます。
本学ネットワークのIPアドレス割り当て・返納申請方法について
学外到達性のある
- 130.153.0.0/16
- 172.21.0.0/16
- 192.168.0.0/20を除く192.168.0.0/16
- IPv6 アドレス
- 申請書は申請書一覧の「IPアドレスブロック申請書」です。印刷した申請書に記入押印の上、情報基盤センターに直接あるいは学内便でお送り下さい。学内便でお送り頂いた場合は、メールでその旨をご連絡ください。
- 基盤情報センターでは、申請されたIPアドレスブロックの可否を 8 運用日以内に決定し、メールにてご連絡します。
- 割り当てられたIPアドレスブロックは,メールでのご連絡後、1 ヶ月以内に運用を開始してください。運用が開始されない場合は、情報基盤センターより現況を問い合わせます。
IPアドレスブロックが不必要になった場合は、直ちに返納申請書に記入押印の上、情報基盤センターに直接あるいは学内便でお送り下さい。申請書は申請書一覧の「IPアドレスブロック返納申請書」です。返納作業後にメールにてご連絡します。
逆引きDNSサーバの運用と登録
IPアドレスブロックの割り当てを受けた場合は、逆引きDNSコンテンツサーバを運用してください。
130.153.0.0/16, 172.21.0.0/16, 192.168.0.0/16の逆引きゾーンは情報基盤センターで管理しています。権限移譲は/24を単位に行います。逆引きDNSコンテンツサーバの運用開始や変更を行う場合は情報基盤センターまでご連絡ください。
IPv6アドレスの逆引きDNSコンテンツサーバの運用に関しては情報基盤センターにご相談ください。