- 平成25年度末、春季休業期間中の運用日程
- 平成26年度情報基盤センター研究系アカウントの継続申請について
- 教育系システムのパスワード変更のお願い
- 新・研究系サーバについて
1.平成25年度末、春季休業期間中の運用日程
平成25年度末、春季休業期間中における情報基盤センターの運用はつぎのとおりです。
2月18日(火)まで | 通常運用(9:00~21:00) |
---|---|
2月19日(水)~4月3日(木) | 運用休止、閉室 |
4月4日(金)から | 平成26年度 通常運用開始(9:00~21:00) |
2月28日(金)まで | 通常業務(9:00-21:00) |
---|---|
3月 3日(月)~3月24日(月) | 短縮業務(10:00-17:00) |
3月25日(火)~4月 3日(木) | 休業により閉室(年度末処理などのため) |
4月 4日(金)から | 平成26年度 通常業務開始(9:00-21:00) |
今年度、情報基盤センターではネットワーク機器を含む計算機システムの更新をおこなっており、情報処理教育用教室の運用期間が短くなります。また更新作業のためネッ トワークサービスの一時的な中断も考えられます。また業務事務室休業の間の事務手続き・問い合わせ等の対応はご容赦下さい。
皆様にはご不便をおかけするかと思いますが、ご協力をいただきますようによろしくお願いします。
2.平成26年度情報基盤センター研究系アカウント継続申請について(再掲)
前回のITC NEWSLETTERでお知らせいたしましたように、研究系アカウントの継続申請を受け付けています。引き続き平成26年度も利用を予定されている方は継続 申請書に必要事項を記入し、平成26年2月末日までにセンター事務室に提出してください。
継続申請のない利用者のファイル等は消去されます。
但し、以下のように継続を受け付けられない場合もありますので、ファイル等のバックアップ処理をお忘れなきようにお気を付けください。
継続申請を受け付けられない利用者- 卒業見込みの利用者
- 所属するグループ(講座・研究室)が変更になる利用者
- 外部記憶メディア等に保存する
- 継続する利用者に必要なファイルを譲渡する
- 研究室または各自のマシンにファイルを転送する
所属するブループの責任者等に変更がある場合は該当欄に朱書きで訂正をお願いします。
3.教育系システムのパスワード変更のお願い
情報基盤センターの教育用システムの更新に伴い、この3月から、センター演習教室や図書館情報用自習室の端末がWindows端末に更新されます。
この更新に伴いまして、端末システムなどのWindowsシステム用の認証システムが新たに追加導入されるため、今年2月以降に付け替えたパスワードでなければ、更新後 のWindows端末へのログインができなくなります。
4月以降の講義や履修登録に備え、情報基盤センター教育用システムのWebインタフェース(https://www.cc.uec.ac.jp/in/passwd)から、パスワードを変更して下さいますようお願いいたします。
なお、近年学外からパスワードを破ろうとする試みが増加しておりますので、今回のシステムからパスワードの文字列長を最低12文字とすることに変更しました。
この教育系パスワードは学内の数多くの情報システムの基幹となる重要なものですので、演習用のWindows端末を使う必要のない方や@UECメール(教育系システムの メール)の利用者も含めて、必ず、あらかじめ12文字以上のパスワードをご用意のうえ、変更手続きをお願い致します。
4.新・研究系サーバについて
新しい研究系サーバは、従来の単一サーバではなく、共有型アプリケーション・サーバのroo.cc.uec.ac.jp(以下、roo)および占有型バックエンド・サーバの chip.cc.uec.ac.jp と dale.cc.uec.ac.jp (以下、chip & dale)の合計3台で構成されます。
rooは、旧アプリケーション・サーバpoohと同様にログイン・ノードとして利用できます。chip & daleは主としてジョブを実行するために利用します。
次に、各サーバの特徴をまとめます。
共有型アプリケーション・サーバ (roo)
大規模な計算を実行する研究系ユーザにより共有利用される事を前提として、80コア(ハイパースレッディングにより160コア)のCPUと1TBのメモリを備えています。
また近年、主流になりつつある大規模データ処理を行うため、2TBのPCIe SSD(Read:3.0GB/s、 Write:2.0GB/s、 1MB時)を一時記憶領域として利用できます。
特徴を以下の表にまとめます。
機種 | HP Proliant DL980 G7 |
---|---|
OS | RedHat Enterprise Linux 6 |
CPU | Intel Xeon E7-4870 2.40GHz, 80 Cores |
メモリ | 1TB (PC3L-10600R-9, ECC) |
PCIe SSD | 2TB (HP 2410GB MLC G2 PCIe ioDrive2 Duo x 8) |
最大消費電力 | 2.21kW |
OSはこれまでのSolarisからLinuxに変更され、他の計算環境との互換性が高くなりました。長大な処理をする場合は、バッチジョブシステム経由でジョブを実行できます。
占有型バックエンド・サーバ (chip & dale)
バッチジョブシステム経由で利用することができます。
ジョブの実行中は各ユーザが占有して利用することができ、旧システムではできなかった性能測定実験などに利用できます。インタラクティブ・ジョブを用いることで対話的にコマンドを実行することもできます。
特徴を以下の表にまとめます。
機種 | HP ProLiant SL250s G8 |
---|---|
OS | RedHat Enterprise Linux 6 |
CPU | Intel Xeon E5-2670 2.60GHz, 16 cores |
メモリ | 128GB (PC3-12800R-11) |
PCIe SSD | 365GB (HP 365GB MLC G2 PCIe ioDrive2 |
GPU | Nvidia Tesla K20 5GB |
rooと同様にPCIe SSD(Read:900MB/s、 Write:590MB/s)を備えており、大規模データ処理にも利用できます。また演算アクセラレータとしてGPUを備えてお り、これを活用することで大規模並列計算も可能です。
ソフトウェア
利用できる代表的なソフトウェアは以下のものです。従来から導入されているソフトウェアのほとんどが利用できますが、OSがSolarisからLinuxに変更されたので利用時に はご注意ください。また、各ユーザが作成したソフトウェアについては、再コンパイルが必要です。
- IMSL
- Gaussian
- AVS
- Maple
- MATLAB
- VerilogHD
- Intel Compiler
- GCC
- PGI Compiler
- Emacs
- CUDA
- OpenCL
- TeX
研究系サーバ利用時の注意事項
システム更新に伴い、以下の点が変更となります。利用方法等を含む詳細については3月1日以降に情報基盤センターウェブページ(www.cc.uec.ac.jp)で公開する 予定ですのでご覧ください。
- 「Active!mail」から研究系メールが利用できなくなりました
メールクライアントによるIMAPおよびPOP3は、メールサーバ名をroo.cc.uec.ac.jpに変更してご利用ください
- バッチジョブシステムの構成が変更になりました
バッチジョブ用のスクリプトファイルを環境にあわせて変更してください
- 設定ファイルの構成が一部変更されました
これまで利用していた .cshrcなどの環境設定ファイルは、「ITC2010.<設定ファイル名>」としてホームディレクトリにバックアップされますので、内容をご確認の上、各自で移行作業をお願いします
「ITC2010.」がついてないファイルは、原則的に以前のまま移行されていますので、各自でご確認をお願いします - これまで標準シェルとしてtcshを提供していましたが、ITC2014ではこれに加えbashがサポートされます
これ以外のシェルもインストールされておりますが、公式なサポートは行われませんので、個人の責任においてご利用ください
- ファイル名に日本語を使っている場合、文字コードがEUCからUTF-8に変換されました
一部、自動変換ができないものがあり、表示がおかしくなったものについては、お手数ですが各自で変更をお願いいたします