暗号化ファイルを添付したメールの配送について

電子メールによる暗号化ファイル (パスワード付き圧縮ファイル,パスワード付きMicrosoft Officeファイルなど) の交換は、Emotetを始めとする悪意のあるソフトウェアの拡散を助長することが知られております。送信者および受信者のセキュリティリスクをともに低減するため、これらの暗号化ファイル付き電子メールでの受け取りを拒否する組織も全国的に増えております。

このような状況を踏まえ、本学では暗号化ファイルを添付したメールは全学メールゲートウェイで厳格な検査を行っています。

そのため、暗号化ファイルを添付したメールの配送は、数十分から数時間の遅延が発生します。例外はありません。ご了承ください。

メール配送の遅延を許容できない場合は、暗号化ファイルを添付したメールを利用するのではなく、クラウドストレージサービス等にファイルを格納してそのURLをメールに記載する等の手法を用いてください。

全学メールゲートウェイでは暗号化ファイルを添付したメールを以下のようにして配送します。

  1. 添付の暗号化ファイルをテキストファイルに置き換えて無害化したメールを配送します。
  2. 添付ファイルに対して厳格なアンチウイルススキャンを行い安全を確認後、添付ファイルをそのままにしたメールを配送します。
特に問題がなければ、2通のメールが配送されます。ご注意ください。

Subjectフィールには以下の注意喚起が挿入されます。
[WARNING: ATTACHMENT UNSCANNED][WARNING: MESSAGE ENCRYPTED]



本学構成員各位、

本学から送信されるメールも同様に取り扱われます。メール送信の遅延が許容できない場合は、以下のネットワークストレージにファイルを格納して、そのURLをメールに記載してお送りください。

  • Google Drive (UECクラウドアカウント @gl.cc.uec.ac.jp で利用可能)
  • One Drive (UECクラウドアカウント @ms.cc.uec.ac.jp で利用可能)
  • uecdisk2.cc.uec.ac.jp(教職員のみUECアカウントで利用可能)
ファイルの公開範囲は適切に設定してください。